「女生徒」作・太宰治

【照明プラン・オペレーション】2017.10/18~10/20

太宰治原作の「女生徒」を潤色した劇作品。実際、太宰のファンの女生徒が書き記した日記を元に書かれた本作を、様々な名のない少女たちが代弁する形で台詞を発する。

どこか大人びて世間を皮肉っぽく捉えてしまう主人公の、「カラダがどんどん大人の”女”になってしまう悲しさ」「小女性の儚さ」を鋭く表現している。


◎少女の楽観的で心躍る瞬間/ふとしたことがきっかけでふさぎ込んでしまう瞬間 を掴み、その変化を光で表現した。

◎中心につるされた豆電球の光に「お月様」「わずかな希望」という象徴性を持たせたプラン。


「幸福は一夜遅れてくる」

「おやすみなさい。私は、王子様のいないシンデレラ姫。あたし、東京のどこにいるか、ごぞんじですか?もう再びお目にかかりません。」

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